SEO対策の基本は、「タイトルの付け方」から始まります。
どんなにいい情報を書いても、タイトルがへんてこだったら上位化しません。
実際、タイトルタグを検索エンジンに最適なものに修正するだけで順位が変動します。
それほどタイトルは、SEO対策に重要なものです。
本記事では、タイトルを付ける上で絶対に外してはいけない5つの基本を解説します。
こちらの基本を抑えた上で、
も合わせて読んでいただければ、タイトルに関しては完璧です。
ぜひ最後までお読みください。
タイトルの2つの役割
タイトルには次の2つの役割があります。
- 読者の関心を惹きつけて記事を読んでもらう
- Googleのクローラーに記事の内容を理解してもらう
1つずつ解説します。
1.読者の関心を惹きつけて記事を読んでもらう
当たり前ですが、内容がどんなに優れた記事を書いてもクリックされなければ意味がありません。
30~40文字のタイトルには、「ユーザーの関心を惹きつけてクリックさせる」という役割があります。
クリックされて初めて、価値のあるコンテンツを届けることができ、同時にサイトへのトラフィックが生じます。
2.Googleのクローラーに記事の内容を理解してもらう
Googleにはサイトやページの評価を行い、順位を決定する「クローラー」というロボットがあります。
このクローラーがページの評価を行う上で最初に参考にするのが、「タイトル」です。
タイトル以外にも、
- 見出し
- 画像
- 動画
- サイト内の他ページへのリンク
- サイト外の有用なページへのリンク
からも情報を読み取りますが、最初のタイトルで失敗すると、記事の内容が優れていても、評価されにくくなります。
これだけは外せない!SEOに強いタイトル5つの基本
それでは、タイトルをつける際に外してはいけない5つの基本を解説します。
【基本①】目標キーワードは完全一致で含める
SEO対策やリスティング広告には、「完全一致」と「部分一致」という言葉があります。
例えば、「東京都 焼肉 高級」で狙う場合。
- 「東京都の高級焼肉店11選をグルメな私が徹底解説!」
- 「東京都の豪勢な焼肉店11選をグルメな私が徹底解説!」
- 「高いけどすごく美味しい東京都の焼肉店11選をグルメな私が徹底解説!」
②③は意味は近いですが、完全一致ではありません。
特に上位表示が難しいキーワードの場合は、完全一致か部分一致かは、わずかな違いですが、結果に影響を及ぼす場合があります。
狙っているキーワードは、完全一致で含めるようにしましょう。
【基本②】キーワードはなるべく左側に含める
キーワードを左に詰めるというのは、直接はSEOに影響しないと言われています。
Googleのクローラーにとって、キーワードがタイトルに含まれているかは重要ですが、その位置は本質的に重要ではありません。
しかしキーワードが左に含まれているか否かは、クリック率(Click Through Rate: CTR)に影響します。
Googleユーザーは、タイトルの後ろの方まで落ち着いて読むことはしません。
ぱ〜っと色んなタイトルを流し見します。
なので後ろの方にタイトルがあると、
「この記事には自分の入れたキーワードがない。」=「関係なさそう!」
とクリックされにくくなります。
キーワードの位置はSEOに直接影響しませんが、クリック率は影響します。
クリックされなければ記事が読まれることはありません。キーワードはなるべく前に入れましょう。
【基本③】キーワードの数に注意する
キーワードの詰め込み過ぎには注意が必要です。
キーワードの数は、多くても2つまでにしましょう。
間違っても、キーワードの詰め込みにより上位化を目指すことはしないでください。
Googleペナルティの対象になります!
【基本④】ユーザーの検索意図を考える
コンテンツSEOの基本的な流れとして、Suggestツールやキーワードプランナーによりキーワード設計をして狙うキーワードを決めると思います。
そして一般的には、2~3語からなる複合語を狙って記事を書くと思いますが、その際にそのキーワードを検索窓に打ち込んだ人の意図を考えるようにしましょう。
例えば、「SEO対策 キーワード」と検索する人がいたとして、
- SEO対策のキーワード選定のやり方を知りたい!
- SEO対策で使うキーワードツールが知りたい!
- SEO対策におけるキーワードの重要性を知りたい!
色々な意図が考えられると思います。このときに、自分の主観ではなく、ユーザーの検索意図を考えてタイトルをつけるようにしてください。
一般的にGoogleは検索意図を満たした記事から上位表示するので、記事を書く前には必ず競合記事に目を通し、
- タイトル
- リード文
- 見出し
がどうなっているか、確認するようにしましょう。
【基本⑤】クリック率が上がる要素を含める
タイトルにクリックされる要素を含めることで、CTR(クリック率)が改善し、間接的にSEOに良い影響を及ぼすと言われています。
詳細はこちらの記事に譲りますが、ここでは簡単にコツを紹介します。
- !、?、【】など目立つ記号を入れる
- 〇〇が教える〜など権威性の主張
- 数字を入れて具体化
- 【〇〇必見】など誰に向けた記事化を明確にする
- 【朗報】【悲報】【保存版】【徹底解説】
- 徹底解説、〇〇枚の画像で解説
本記事のまとめ
こちらの記事では、SEO対策における基礎中の基礎のタイトルについて解説しました。
自分でもこちらのページを読むことで振り返りができるように、できるだけシンプルにまとめました。
タイトルの修正は、すぐに効果が現れやすい内部SEO施策の1つです。
ぜひ、本記事をご活用ください。
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