noindexタグはSEO対策において重要なメタタグの1つです。適切に活用することで、検索順位を改善したり、ユーザーの利便性の向上につながります。
しかし、noindexはGoogleにページをインデックスさせなくする強力なタグです。
なので、
- 使い方を間違えて順位が大きく下がったらどうしよう…
- どんなページに使うのが正しいんだろう?
といった不安がある方も多いと思います。
この記事は、noindexタグについて知っておくべきことをまとめました。
ぜひ最後までお読みください!
noindexタグとは?
noindexタグは、検索エンジンにインデックスさせたくないページに設定するためのタグです。
noindexを指定すると、クローラーにインデックスされなくなるので、対象ページは検索決kに表示されなくなります。
noindexを適切に設定していないサイトは、低品質ページが大量にインデックスされてしまっていることが多いです。
低品質ページが大量にあるサイトは、「価値が低いサイト」とみなされ、サイト全体の順位が下げられている可能性があります。
noindexタグを
noindexタグの記述方法
noindexの設定は、ページのメタタグに、
<meta name="robots" content="noindex">
を記載することで行います。
WordPressなどのCMS(Content Management System)で管理している場合は、設定画面からnoindex化できます。
noindexタグを設定するべき5つのページ
noindexタグを設定するべきページは以下の5つです。
- 重複コンテンツ
- 内容の薄いページ
- タグページなど自動生成ページ
- コピーコンテンツ
- 404エラーページ
これらの低品質ページがサイトにたくさんあると、サイト全体の順位の下落につながります。。
また、サイトの初期設定でタグページなどが、知らないうちに自動生成されていることがあります。ユーザーの悩みを解決できるレベルのタグページでなければ、noindex化しておきましょう。
noindexの確認方法
noindexが反映されたかどうかを確認する方法は次の3つです。
- ブラウザで確認
- site:対象URL
- Google search console
1つずつ解説します。
1.ブラウザで確認
ブラウザでページの HTML ソースを表示し、meta タグの content 属性に「noindex」が含まれているか確認します。
ソースコードはページを右クリックし、「ページのソースを表示」で確認できます。(macはoption+comand+U)
site:対象URL
Googleの検索窓に、
site:https://~~
を入れると、対象URLがindexされているかどうかが分かります。
表示されればindexされていますし、されなければindexされていません。
Google search console
Google 検索コンソールの「カバレッジ」レポートで、「noindex タグによって除外されました」という項目を確認します。
「noindex タグによって除外されました」という項目に、noindex タグが設定されているページの URL が表示されます。
また、Google 検索コンソールの「URL 検査ツール」を使用して、特定の URL の noindex 設定を確認することもできます。
- Google search consoleを開き、「URL検索ツール」を選択。
- 検査する URL を入力し、「送信」をクリック。
- 「インデックス登録状態」で、noindex 設定のステータスを確認。
noindex化とページ削除の違い
noindexとページ削除どちらを使用するかは、ページの目的や状況によって異なります。
noindexがたくさんあるサイトは、Googleからすると怪しいので、ページ削除を使うのも有効です。
noindeタグを使う時
検索結果に表示されたくないが、ユーザーがアクセスできるようにしたい場合はnoindexタグを使いましょう。
noindexタグを使うメリット
- 検索結果に表示されないようにできる
- ページの存在は残るので、ユーザーによるアクセスは可能
- クローラーの巡回は可能なので、サイトの構造やコンテンツの更新状況は検索エンジンに伝わる
- 後々ページが必要になったときに復活できる
noindexタグのデメリット
- noindexタグを過度に使うと、検索エンジンからサイトの品質が低いと判断される可能性がある
ページ削除を使う時
ユーザーがアクセスする必要がない、ただの低品質ページは削除してしまいましょう。
ページ削除のメリット
- 検索結果に表示されないようにすることができる
- ユーザーによるアクセスも不可であるため、セキュリティ上の問題を回避できる
- ページの存在そのものを消すため、クローラーの巡回を完全に防ぐことができる
ページ削除のデメリット
- ページの存在そのものを消すため、クローラーの巡回を完全に防ぐことができる
- ページのコンテンツやリンクなどの情報が失われる可能性がある
まとめ
noindexタグはサイト全体の品質を保つためにも重要なタグです。
低品質コンテンツには適切に設置し、サイトの利便性を向上させましょう。
また、noindexがたくさんあるサイトはGoogleから怪しいと思われるので、ページ削除と使い分けましょう。
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